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ワンランク上の免許を目指すなら二種免許がオススメです。 タクシーや路線バス、観光バスなど
に乗りたい人には必須ですよ。 二種免許は新たに二種の学科試験があり、一種免許の内容に新
たに積載物や業務関係等の問題がプラスされます。 ※問題数と合格基準は変わりません。
技能試験も走行方法は変わりませんが、二種免許用の課題がある上に、合格基準も一種より高い
ものとなり、まさにプロドライバーへの登竜門といえます。 しかし、学科試験・技能試験ともに一種の
内容と重複している訳ですから、けっして特別なものと思う必要はありません。 学科試験は7割くら
いは一種の内容ですし、技能試験も走行方法は同じな訳ですから、一種免許の復習をして減点に
ならないようにすることと、二種用の課題をクリアすることの対策を練っておけば、けっして難しいもの
ではないでしょう。 普通二種であれば、免許センターや試験場に貼り出してあるコースをマイカーで
走れる訳ですから練習もしやすいといえますが、中型や大型二種はバス型の車両で練習をして申告
をしなければならないため、個人で車両を用意するのはなかなか難しいと思われます。 そういう方は
教習所に通って練習させてもらいましょう。
普通・中型・大型二種免許の全体の流れはこうなります。
車種はMT車しかありません。
○二種免許の受験資格
大型、中型、普通、大型特殊免許のいずれかの免許を現に受けており、
いずれかの免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く。)が
通算して3年以上の方、または他の二種免許を取得している方。
※各地の免許センター・試験場、講習の受講地により細かい部分に差異があることがあります。
必ず事前に問い合わせて下さい。
①試験の予約 |
最寄の免許センター・試験場、警察署で試験の予約を取りましょう。 現在持っている免許証が必須です。 |
②適 性 検 査 |
視力は両眼で0.8以上、一眼でそれぞれ0.5以上であること。 深視力検査を3回行い、その平均誤差が2cm以下であること。 適性検査の実施は学科試験後になる場合があります。 |
③仮免技能試験 |
場内にて実車走行、持ち点100点からの減点方式。 下車した後に60点以上残っていれば合格となります。 ※普通二種の受験者は必要ありません。 ※中型・大型二種の場合は、受けようとする免許の一種免許を持っている 方は受ける必要はありません。 |
④路 上 練 習 |
5日以上で10時間以上の練習が必要。 同乗者は免許暦が3年以上等の条件があります。 大型二種・中型に種は必ずバス型の自動車で行うこと。 受験時に練習に使用した車の車検証の写し(コピー)と、 同乗者の免許証の写しが必要になります。 |
③学 科 試 験 |
文章問題90問、イラスト問題5題で90点以上で合格。 イラスト問題は1題が2点。1題ずつに3つの文章があり、3つすべてに 正誤をつける。3つすべて合えばその1題は正解となり、1つでも間違えれば 不正解となる。 |
⑤本免技能試験 |
路上にて実車走行、持ち点100点からの減点方式ですが、 本免の合格基準は80点以上です。 先に場内課題(方向変換もしくは縦列駐車)を行い、その後、路上試験後が 行われます。場内課題ができない場合は場内で試験終了となる場合が あります。 |
⑥取得時講習 |
いずれの免許も旅客自動車講習、応急救護講習(二種免許のもの)を 受講しなければなりません。はじめて二種免許を取得される方は必ず 2つとも受けなければなりません。 ※旅客自動車講習は、他の二種免許取得時に受講していれば免除と なります。 ※応急救護講習は、他の二種免許取得時に受講している方、医師免許 等をお持ちの方は免除となります。 |
⑦免 許 交 付 |
受験をした免許センター・試験場で交付してもらう。 |