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外国免許の切り替えは外国の方にとっては、なかなか思うようにいかないものです。日本の免許取得は
多くの外国免許と比べると細かく厳しいので、単に運転できることを見せても、簡単に合格は出来ないで
しょう。しかし、試験内容は日本で一から免許を取る場合と比べるとかなり易しいものになっていますから、
少し練習すれば必ず合格できます。国際免許をお持ちなら後は車があれば練習できますし、多くの教習
所でも教習を受けられます。しかも時間単位で教習してもらえますから、自信のない方は利用する方が
早いですよ。いずれにしても、重要なのは日本の法令に沿った走行ですから、まずはそこを覚えましょう。
外国免許の切替の流れはこうなります。
日本語のしゃべれない方は必ず通訳の方と同伴しましょう。
車種(AT・MT)を事前に決めておきましょう。
下記の国は適性検査のみで、知識および技能の確認は免除となります。
【知識確認、技能確認を免除する国等(23か国・1地域)】
アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オーストラリア、オランダ、カナダ、韓国、
ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、チェコ、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェー、
フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク、台湾
※各地の免許センター・試験場、講習の受講地により細かい部分に差異があることがあります。
必ず事前に問い合わせて下さい。
①書 類 審 査 |
最寄の免許センターに必要書類を持っていき、受験可能かどうかの審査を してもらいます。 【必 要 書 類 】 写真(縦3cm×横2.4cm)、パスポート、住民票(本籍記載)、外国人登録証、 切り替える免許証(有効期限内であり偽造等ではないもの)、 翻訳文(JAFまたは大使館で作ってもらう)など。 また、現在お持ちの外国運転免許証に発給(取得)年月日が記載されていない 場合には、その年月日を証明する書類も必要になります。 ※各国により必要書類が変わるので、必ず事前に携行品や受付時間等を 電話で確認して下さい。 【 資 格 】 ○年齢は日本の免許取得年齢基準と同じ。 ○外国等で免許を取得後、その国等に通算して3ヶ月以上滞在していること |
②適 性 検 査 |
【 視 力 】 ○普通免許および二輪車 視力は両眼で0.7以上、片眼がそれぞれ0.3以上が必要です。 片眼が0.3未満の場合は他眼の視野が左右150度以上で視力が0.7以上。 ○中型および大型 視力が両眼で0.8以上、かつ、一眼でそれぞれ0.5以上。 深視力を3回検査して、その平均誤差が2cm以下であること。 足りない場合は『眼鏡等』の条件がつきます。 【 色彩識別能力テスト 】 赤色、青色及び黄色の識別ができること。 【 聴 力 】 その場で試験官のからの説明や指示が聞こえているかどうかで判断される。 ※適性検査の実施は学科試験後になる場合があります。 |
③知 識 確 認 | 正誤の文章問題10問中、7問正解で合格。
※英語、中国語等の外国語で書いてある問題も用意してあります。 |
④技 能 確 認 |
場内にて実車走行、持ち点100点からの減点方式。 下車した後に70点以上残っていれば合格となります。 主な課題はクランク、S字、信号の交差点、見通しの悪い交差点、一時停止、 指示速度など。 |
⑥免 許 交 付 |
受験をした免許センター・試験場で交付してもらう。 取得時講習はありません。 |