
さてさて、皆さんは
右左折の合図(ウインカー)はいつからだすかご存知でしょうか??
もちろん曲がる地点の30m手前からですよね。
ならば、進路変更の合図はどうでしょう??
これは進路変更を行う3秒前からです。
これくらいは試験場で受験されている方は当然知っていると思います。
では、自分が曲がりたい交差点の30m以内に別の交差点があったら
どうしますか??
『周りの車にその交差点を曲がると勘違いされるかもしれないから、
その交差点を超えてからだす』のか・・・
『それとも30m手前からと決まっているんだから、間に何本道があろうと
オレは30m手前からだす』と意思を貫くのか・・・
そうですね、間に何本道があろうと30m手前から合図をだしましょう。
しかし、路上などを走行して正しく合図をだしていると、一般の車は勘違いすることが多いです。
例えば、自分の左折したい交差点の手前左側にコンビニがあり、
いまそのコンビニの駐車場から一台の車が出よう待っている場面などで、
早くから合図をだし減速を行うと、確率にして三割くらいの車は自分の目の前に出てきます。
・・・コンビニに入ると勘違いしたのでしょうか?
教習車が・・・?
ふつう入ると思うか・・・??
交差点の向こう側で道路工事をしていて、片側交互通行の場面。
道路工事は障害物ですから、右に避けるため進路変更の合図をだす。
仕事熱心な交通誘導員ならほぼ確実に、交差点右折の誘導をしてくれます・・・。
これはまぁ~、解らなくはないかな・・・。
お仕事ご苦労様です。
・・・でも道を塞いでの誘導はやめてほしいんですが。
場内試験に関しては合図のことで特記することはありません。
あらかじめだす位置を決めておきましょう。
路上試験は交通量が多いため状況によっては上記のように、自分のだしている合図を
他の車や歩行者などに勘違いされることがよくあるので、注意が必要です。
たとえ相手が悪くても試験官にブレーキを踏まれたら、試験官補助で試験は中止。
自分は悪くないのに邪魔された挙句に試験中止・・・辛すぎませんか??。
とは言うものの、やはり勘違いされるかもしれないというのは大前提で走るのが防衛運転、
そして安全運転です・・・っていうか、自分のためです。
相手が歩行者であろうと、車であろうと、『コイツ出てきそーだなぁ~・・』と思ったら、
とりあえずブレーキを構えるなり、軽くかけるなりして相手の動きを見ましょう。
では、ここらでまとめを
右左折の合図は30m手前から
進路変更の合図は3秒前から
あらかじめ合図をだす位置を決めておくのが得策。くれぐれも忘れないように。
だすのが遅かったり早過ぎたりしても『合図不適』で減点となります。
遅れたのは厳しく減点されますが、早いのは、よほど早くない限りは
厳しく取られないような気がします。迷ったら早めで!
わりに発進合図を忘れる人が多いので、そこも注意してください。
路上試験では勘違いヤローにしばしば出会いますが、自分が気をつけて
試験管にブレーキを踏まれないようにしましょう。
合図や確認は、とくに技術や練習が必要なわけではないので、
この項目で減点になると勿体ないですよ。