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一発試験の飛び込み方とetc(エトセトラ) Ameba版

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確認のススメ

今回は確認について語ってみます。
私の経験だと、受験者の70%以上は合格・不合格にかかわらず『不確認』の
項目で減点になっています。
発進時の確認に始まり、交差点、巻き込み、進路変更、踏み切り、後退、後方、
脇見、降車、等々・・・
どんだけすんだっ??って、いうくらい確認があります。

まさに・・・確認大国『日本』であります。

そう、我が日本国はどんな分野においても、この確認作業を怠らないからこそ
成長してきたのです。・・・少し話が大きくなりました。

『確認をもう少し大きく、ちゃんと見て下さい』とか
『ところどころで、見ていないことがありますね』とか
言われたことのある方も多いでしょう。

ちゃんと見てるけどな~・・・、全部確認したはずなのに・・・

なんとなく言い掛かりをつけられて、試験を落とされているような気がして
きませんか??
あいつらは合格させる気が無いんじゃないか・・・と思いませんか??

こう思っている方は危険ですね。
被害妄想はグングン加速して行きます・・・そりゃーもう止まりませんよ。

実際は、本当に顔を左右に振って確認していないし、
確認の抜けている箇所があると思って下さい。
コースを一周走る中で数箇所そういうところが有るということですから、
全部がそうだとは思わないようにしましょう。

私が翌日に試験を控えた生徒に模擬試験を行い、採点をしたのち
『自分であそこは失敗したなーと思うところは?』と聞くと、
たいがい見当違いな箇所を言われます。
肝心の確認が抜けたところや、合図の遅れたところなんかは、
本人はまったく気付いていないわけです。
本番でなくてもこんな感じですから、いざ受験に!と出向いたときには

緊張で頭が真っ白・・・

『一応はちゃんと全部できた』なんて言いますが、はたで見ていた私が、
『あそこのカーブは左がかなり離れていたねー』なんて言っても、本人は
不思議顔です。緊張状態においては、ほとんどの方がこんな感じになるのが
現実です。逆に言うと、失敗した箇所を正確に覚えているくらい、自分の
運転を見れていれば試験に何度も通わなくてすみます。
試験においては、これがとても重要なことなのです。
これは学科試験でもそうです。
自分であの問題は○にしたとか、悩んだ問題文を全部覚えているとか、
こういうことが次の試験に生かされるわけで、まるで覚えていないのは
試験を受けた意味が無いといっても過言ではありません。

試験全体の話になってしまいました・・・。
ここから『確認』についてまとめます。

まずは確認方法から。
確認は必ずはっきり頭を振って下さい。試験はそれを見ている人(試験官)が
いるわけですから、その人に確認をしていることが伝わるようにしましょう。
なぜか左の確認が右に比べて動きが少なく、カウントされない人が多いです。
試験官の顔を見るぐらい頭を動かしてやりましょう。
あと、進路変更時の目視や左折時の巻き込みなどは、はっきり振り向かない
ために、サイドミラーを見ているようにみえる方も沢山います。これも要注意、
はっきり振り返りましょう。

つづいてタイミング。
そこで左右を確認しても、もし車が来ていたら止まれないでしょう??
っていう位置で確認をしないこと。
単純に、曲がる直前になり過ぎないようにします。
右左折の確認なら、確認をおえて一呼吸ついてハンドルを回せるくらいが
ベストです。一発試験を受けている方を見ていると、ほとんどの方は確認位置
が遅いです。とくに左折などは、ハンドルを回してから巻き込みを確認して
いる方などをよく見かけます。
また、基本的に確認には有効時間がありますよね。
交通量の多い場所などでは1~2秒の場合もあるでしょう。
要するに確認はやること(減速やシフトダウン)をすべて終わらせて
一番最後に行います。確認をおえて行ける状況なのに、
そこからまだ減速・・とか、シフトダウン・・とかしていると、
その間に車が来れば、せっかくした確認が無駄になるからです。
確認は、おえたときに行ける状況なら直ちに出れる状態にしてから行い
ましょう。

最後は要注意点。
確認をするときに、車の軌道がぶれる方が非常に多いです。
左折の場合だと、ほとんどの方が確認中、無意識に車体を右に振ります。
これは『交差点変更』の右振りの項目で減点になります。
さらに、ひどい方になると右折でも車体を左に振ったりします。
しかも、悪いことにそれに気づいていない方がほとんど・・・。
確認中はハンドルがぶれないように意識しましょう。

基本的に、頭が動いていない場合や、タイミングが遅く間に合っていない
場合などは、すべて『不確認』で減点となります。
しかも10点も・・・勿体ないです。
合図のところでも書きましたが、確認自体は技術は必要ありません。
忘れたり、遅れたりしないようにしましょう。